クラレンス・ケネディがアンチドーピング反対派であることについて
皆さんこんにちは!We Lift Weightsのジャンボです。この間山本俊樹選手のYouTube作成の際に書いたクラレンス・ケネディーの動画のサマリーを記事にして公開したいと思います。私はプロの翻訳家ではありませんが、私の書いた要約は既にクラレンス本人にも確認いただいていますし、99%正確だと思います。
山本選手の反応動画を見たい方はこちらから↓
基となったクラレンスの動画自体を見たい方はこちらから↓
ベタ打ちにはなりますが、クラレンスの動画「なぜ自分はアンチドーピングに反対か」の要約は下記のとおりです:
何故自分はアンチドーピングに反対なのか
クラレンスはドーピングをするべきだと主張しているのではなく、ただ単に自分はなぜアンチドーピングに反対するのか。アンチドーピングを批判しているだけです。もしアンチドーピングが本当に100%薬物使用者を全員捕まえることができるなら、自分はアンチドーピングに賛成する。
アンチドーピングに賛成するアスリートや人々を嫌っているわけではなく、ただ自分の意見を述べているだけとのこと。
そもそも今までほぼ全てのトップレベルの選手たちがドーピングをしてきた
例として2012年オリンピックで元々9位だった人が3位に繰り上がった。サンプルの再検査によって1~8位の選手達が失格。9位に繰り上がった選手ものちほどドーピングでひっかかる。
100m走でも歴代の記録を見てみるとほぼ全ての記録がドーピングによるものだった。
例は無数のようにある。現在でもトップレベルの選手はドーピングを続けている。
ウエイトだけじゃなく、全てのスポーツで不正と腐敗は起きている。
何故起きるのか?→アンチドーピングのせいである。
アンチドーピングは全てのアスリートが平等に競える機会を作っているのではなく、全くその逆を成し遂げている。
そもそも、生まれた国によってドーピング検査の厳しさが違う。ドーピング検査が厳しいアメリカに生まれた選手より、北朝鮮に生まれた選手の方が有利。北朝鮮のような国で国内ドーピング検査なんてあるはずがない。それでも北朝鮮の選手は何回もメダル受賞している。
国によってはアナボリックステロイドが違法じゃないからそこらへんの薬局で買える。
コロナもそうだけど、コロナのロックダウンの時期はドーピング検査が全く行われていなかった。
ドーピング検査がない方が全ての選手達が平等に競える
もちろん、ドーピング検査が全く行われないと、他の問題が発生するけど、
ドーピング検査がない方がフェアというのはまぎれもない事実であるとのこと
最終的に勝つのは薬が使用しやすい環境が整っている国でトレーニングできる選手である。
ドーピングはルール違反だから使うべきじゃない!と主張されがちだが、スポーツは戦争のようなものだと。戦争に銃をもっていくな!と言っているようなものだ
才能と努力があればドーピングに勝てると言われがちだが、そんなことはない。
本当にオリンピックで優勝している人たちは、才能と努力がある上にドーピングもしている。
ドーピング検査をされても捕まらない方法はいくらでもあるし、どんだけドーピング検査の研究にお金をかけてもドーピング検査が完璧に全ての薬物使用者を捕まえることはない。
デザイナーステロイドも存在する。そもそも検査に引っかかることのない成分を使用している可能性もある。
アンチドーピングのせいで危ない成分に手を出す選手たちもいる。ドーピング陽性を免れるためだけにちゃんと有効性や安全性が実証されていないステロイドに手を出す選手たちもいる。これは間違いなく選手達の健康を害している。
もしアンチドーピングが存在していなかったら、十分に研究が施されているステロイドを安心して使用することができる。
今はアンチドーピングのせいでパフォーマンス向上を目的としたステロイドの研究は難しくなっている。そのため十分な研究がされていない薬物に手を出すことになる。
薬物使用は決していいことではないけど、皆結局使っちゃってる。健康によくなくても10代の子供たちも手を出している。
もしドーピング検査が100%有効だとしても、全ての選手たちが捕まることはない。そもそも検査されなければいい。過去にあった尿サンプルの代用などがいい例。ドイツのドキュメンタリーによると、選手達のドップルゲンガーを使う国もあった。
マクラーレン調査によると、ドーピング選手を抱える国はドーピング検査を免れるためにIWFの役員に賄賂を渡していた。
アンチドーピングこそ腐敗の原因であり、賄賂によってどの国が勝つのか負けるのかが決まる。